ブドウの栽培

【ブドウの誘引・新梢管理】房作り前の誘引時に注意するポイント

投稿日:2016年5月18日 更新日:

房作りの時期になりました。

その前の段階で、残すべき新梢と花穂について、そのポイントのご紹介です。

短梢剪定においての新梢管理

短梢剪定では冬の時期に3芽のところで剪定しました。※3芽剪定

短く切る分、強い新梢がでます。
強く切りすぎると、種あり栽培では花振るいをおこして結実しません。

しかし、短梢剪定はそもそもジベ処理を前提としての栽培方法です。
ジベ処理をすれば確実に結実します。

そのため、強い新梢を優先的に残します
強い新梢の方が粒の肥大傾向が良く(成長が早いため)、摘芯管理による、さらなる肥大効果も期待できます。

ただ、出てきた新梢の位置により、どの位置の新梢を残すかも考えなければいけません。

基底芽から出てくる新梢は、総じて樹勢が強く、また房も良い形ではない事が多いです。
そのため、2節目以降から出る新梢を使います。

もちろん前提として、強い新梢かつ、良い房(房の形が良く、病害虫の被害がない)でなければいけません。

1節目の新梢の方がよい場合は、1節目を残します。

冬の剪定では基底芽を除いて、3芽の所で剪定するのが良いです。

短梢栽培、冬の剪定について

ただし、先の新梢を残すと、どんどんと伸びていってしまいます。

2節芽以降の新梢の方が良い房ができるが、位置が先へ先へになってしまうジレンマ。

そんな時は基底部から出ている新梢など、際に近い新梢は何節か残して摘芯しときます。

そうすることで、冬に元の方へ短く切り戻す事が可能になります。

また、短い新梢は芽欠きをして養分が分散しないようにします。
新梢は幅30cm位に1本の割合で配置します。

残すべき花穂

残す花穂も優先順位があります。

新梢の根元の方から出た花穂から、第1、第2花穂と呼びます。

ここでのポイントは
第一花穂の方が肥大傾向が良い」です。

先に花穂が形成されるので、平均的に第一花穂の方が成長が早いです。
第二花穂は字のまんま二番目にできる花穂のため、第一花穂に比べ成長が遅いです。
ただし、第一花穂の形(副穂が大きくなると、主穂にいく栄養が分散される。)が悪かったり、第二花穂の方が形が良くしっかりしていると、第二花穂の成長が第一花穂に追いつきますので、一概に第一の方が良いとは言えませんのでご注意を。

基本的に、新梢により花穂の生育は異なるので生育が良い方の花穂を残します。第一が悪ければ第二を。
初期の生育が重要で、いま成長が早く大きい花穂ならば、その後の収穫時の房も大きくなります。

詳しくはこちら、残すべき花穂のアレコレ

また、一新梢に 一房の方が養分も集中するため、大きくなります。

捻枝について

新梢を棚に誘引して、房作りなど作業がし易いようにします。

ただ新梢は折れ易いため捻枝をして誘引をしますが、捻枝はなるべく避けたいです。

理由は捻枝をすることで、捻枝の部分に傷がつくため、病気のリスクや傷口が癒合するためのエネルギーを消費するため、房の成長に悪影響を及ぼします。

ただ、捻枝をしないと枝がポキッと折れてしまうため、元も子もない状況になります。

よって、捻枝をするなら成長が良い、強めの新梢に限定します。
理由は、強い新梢なら多少の捻枝による傷でも癒合が早く、房への悪影響が少なくすむからです。
反対に弱い新梢を捻枝してしまうと、元々弱いので、房へ行くエネルギーが傷口の癒合に使われてしまい、良い房になりにくくなります。
弱い新梢のときは捻枝をせずに、多少ふわっと浮いた状態で誘引し、日にちが経ってから再度誘引をすれば、綺麗に棚づけできます。

新梢管理と花穂管理の点を纏めると

ポイント

•基本実らせる枝は、強めの新梢かつ、房の形などが良いものを選ぶ

•2節以降の新梢の第一花穂を目安に使う※花穂は成長が良いものを残す。第一花穂はあくまで目安に。

•捻枝はなるべく避けるが、捻枝をする枝は強めの新梢に限定する。

このやり方は品種により異なりますが、強い新梢が出やすい4倍体品種(シャインマスカットや藤稔など)には当てはまると思います。

長梢剪定の巨峰などでは、中庸の新梢の方が良い房がなると聞きます。

一概には言えませんので、あくまで参考程度にして下さい。

 

 

 

そういえば、4年位前の今頃にホームページビルダーを買ってWebサイトを作成し始めたっけなぁ。
最初は全く分からず、上手くいかずでイライラしたけど、諦めずに試行錯誤したから、ようやくある程度の形のホームページになったなぁ。

諦めずに頑張れば、できるもんですねσ(^_^;)

作業時間が深夜をよく跨いでました。。

 

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