桃の栽培 果樹の病気・害虫図鑑 ジョイント栽培の方法

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意!

2018年11月19日

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 57

桃の剪定を進めています。

接木部を確認すると、けっこう虫の被害にあっています。

接ぎ木部の虫害

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 61

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 62

虫糞がある場合は中に潜んでる可能性が高いので、ハサミやドライバーなどを使って掘り出しましょう。

その後はたっぷりとトップジンペーストやバッチレートを塗布して保護をします。

そして害虫はたぶんコスカシバです。
コスカシバにはガットサイドSが有効なそうなので、接ぎ木部に塗布した方が良いです。

 

桃の防除歴

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

トップジンMペースト 1kg
価格:1920円(税込、送料別) (2018/11/19時点)

 

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 63

楽天で購入

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

バッチレート有機銅塗布 1kg
価格:2099円(税込、送料別) (2018/11/19時点)

 

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 63

楽天で購入

 

 

また、桃は枝が太りやすいため、1-3年は強い枝は剪定で落としてしまった方がいいかも。

【病害虫対策】ジョイント栽培は接木部の虫害に注意! 66

主枝より太くならないように紐で枝の根元を締めてみましたが、切り落とした方が良かったです。

結局、そこの枝に養分が吸われてしまい、主枝の先端の方が細くなっています。

ちなみに初期に作成したジョイントは強めの枝を置いていたので、側枝が主枝より太くなってしまいました。。。

桃のJVは難しいです(-.-;)
1列だけはスモモを植えているのですが、
スモモは桃のように側枝が過剰に太くならないので、主枝が細くならず綺麗に作れました。

まだ未定ですが、スモモと柿に将来は移行していくと思います。。。

桃はかいよう病のリスクが大きく、病害虫に弱くA品率が低くなるため手間がかかります。枝も太くなりやすいし。

ブドウ、梨をメインに栽培しているのに、そちらに仕事の比重が重くなってしまうとマズイため、
桃よりも作りやすいスモモか、収穫時期が遅くあまり手間がかからない柿(太秋)に移行したいと思います。

すぐにではなく、5年10年単位で計画して移行する予定です。

桃は昨年は殆ど収穫できませんでしたが、今年は結果枝を少なめにして(およそ20cm〜30cm間隔に配置)
風通しを良くして、病気が溜まらないようにします。
果実にも袋もかけようかな。

 

 

-桃の栽培, 果樹の病気・害虫図鑑, ジョイント栽培の方法
-,

© 2024 藤稔発祥の青木果樹園