桃の栽培 ジョイント栽培の方法

桃のジョイントの根元が太くなる!その対策

2016年9月14日

桃のジョイントの根元が太くなる!その対策 63

桃のジョイントを今年の春にして、数カ月ほど経ちました。。

桃の秋剪定

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桃のジョイントはかなり樹勢が強く、太い枝がバンバン出てしまいました。

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写真のように根元の方ほど強い新梢が出てしまいます。
ほおって置くと、主枝と同じ太さになるのでバッサリ剪定します。

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剪定の後はペーストを塗ります。

注意すること

桃は芽(新梢)を残さないと、そこから新梢が出なくなります。

梨は切り口から新梢が出ることがありますが、
桃は出ないので枝の根元の新梢は必ず残しときます。

桃のジョイントの根元が太くなる!その対策 67

ただし、主枝の根元に近い新梢だと、翌年は太くなり易いので残さず切るのも1つの手です。
※木の状況次第

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けっこうザックリ切りましたが来年ちゃんと育ってくれるかなー。

桃の枝はすぐに太るので、主枝と競合しそうな枝は切りました。

なるべく、主枝の先端に枝を多く配置し、養分を先端まで引っ張りたいです。

桃のジョイントの根元が太くなる!その対策 69

理想的な新梢の出かたです。
先端に程よい長さの新梢が何本も出ています。

また、冬に誘引に使った紐は木に食い込むので、それも合わせて確認します。

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紐は麻ひもを使いましたが、くい込み易かったので今後はクラニカルロープを使うことにしました。

太めの紐で分解しやすいのでいいかなぁ。

まとめ

•剪定する時は枝の根元に予備枝を残す。(桃は切り口から新梢が発生しないため)
根元に予備枝剪定。

•枝が太りやすいので、誘引に使った紐などは定期的に確認しとく。
くい込み防止のため。
ゴムバンドなどを使うと良いかも。

•主枝の先端に枝を多く配置。
逆に根元は太りやすいので、枝は少なく。

こう考えると、剪定方法は梨の二本主枝に似通っていますね。
残す枝の選別は、下記の本の梅の所を参考にしました。
(似たような感じなので多分大丈夫かと)

先端の方は待ち枝(充実した花芽をつけさせるために、一年間果実を実らせるのを我慢させる枝)や予備枝を多く配置し、

根元の方はなるべく結果枝を残して、実をつけさせて樹勢を安定させる。
(実をつけさせることで、枝が太り過ぎるのを防ぐため。主枝と同じ太さになったら不味いので。)

梅の様に秋剪定をしたけど、これで良いのかなー?
秋にバッサリと剪定した分、冬の剪定は控えにします。

桃の剪定について、もう少し調べてみます。

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