イチジクの剪定を行いました。
樹勢の強い品種は、あまり切り詰めないようにします。当園ではポット栽培のため、根っこの広がる範囲が狭い(いわゆる根域制限)栽培のため、少し切り詰めても枝があばれないと思います。
また、切る際に主枝を延長するのであれば、横にある芽を使います。(状況によりますが)
上や下にある芽を使うと、誘引するときに手間がかかるため。
1文字整枝のため、主枝を2本だして線の上に配置します。その際、主枝先端は線よりやや上に誘引します。
根本より主枝が下の位置になってしますと、根本の方からの新梢(今年伸びる新しい枝)が強く伸びる可能性があるため、注意します。(頂芽優勢や樹内部の栄養の流れが関係しています。)
根本の枝が強く伸びてしまうと、そこから先に栄養が届きにくくなり、主枝が成長しなくなってしまいます。
イチジクの種類を減らして、現在は ブラック・イスキア、カドタ、ビオレソリエス、ホワイトアドリアチックになります。
将来は、ブラック・イスキア、カドタ、(ロードスまたはヌアールカロン)に絞る予定です。