ブドウの栽培

【ブドウの本摘粒】軸長の適切な長さとは?適切な長さを解説

2018年6月9日

【ブドウの本摘粒】軸長の適切な長さとは?適切な長さを解説 5

【ブドウの本摘粒】軸長の適切な長さとは?適切な長さを解説 11

ブドウの本摘粒をバシバシしています。

藤稔やピオーネなどは軸長約8cm、粒数は30-35粒に調整しています。

まず、藤稔は1粒平均20gと仮定して粒数が35粒、20g×35粒=700g/1房 を目安にしています。

もちろん房によってバラツキがありますが、700g×3房=2.1kg これで2kg箱1つが完成します。
これを目安にしています。

そこでなぜ軸長が重要かというと、軸長を長くしすぎると粒が密着せず空間が空いてしまい、輸送時の振動で粒がポロっと取れてしまうからです。

粒同士を密着させる事で脱粒を防ぐ

事が重要です。

じゃあ軸長を長くして、粒数を40や50にすれば良いじゃない?

と思いますが、粒数を多くし過ぎると一粒当たりの糖度が下がったり、着色が悪くなったり、1粒が小さくなったりします。

まあ、全体の房数を減らしたりすれば上の問題はクリアできるのですが、
最初に説明した3房で2kg箱の規格からはみ出してしまうので それはやりません。

逆に軸長を8cmより短くしたらどうなの?
と思いますが、粒数35で軸長が例えば4cmとかだと今度は密着し過ぎて粒同士が押し合ってしまい粒が割れてしまいます。

粒数を減らせば問題ないのですが、減らしたところで1粒あたりの重さ約20gがいきなり30gとはならないので、一房あたりが軽くなってしまいます。


1粒25g×20粒=500g

これだと4房で2kgとなるので規格からズレてしまいます。

※ただ、3房で2kgとはあくまで目安なので全ての2kg箱に3房入っているとは限りません。
雨が少ない年は房が軽くなるので4房で2kgだったりと。

そういった理由から軸長と粒数の規格は決めています。

これは藤稔の例なので全ての品種には当てはまりません。

シャインマスカットの場合は糖度が基本的に高いので、粒数が40〜50粒、軸長が10〜11cmだったりします。

シャインマスカットは糖度が元から高いので粒数を増やしても問題ないのです。

それぞれの品種にある程度の基準があり、それをはみ出すと房に影響がでたたり、収穫量が増減します。
※10aあたりの収穫量とか基準があります。
それを超えて房を実らせると最悪は木が枯れたり、着色が全くしないで商品にならなかったりします。
逆に減らし過ぎると樹勢が強くなり、木が暴れたりします。

なので規格や基準というのはとっても大事なのです。

分かりやすく図解したのをnoteで試しに販売してみようかな。

やっぱり専門書は高いなー。

摘粒ハサミ専用のケース。
中に水が貯められヤニを落とせるので便利。

摘粒・摘果タブ 7
サボテン
¥1,249 (2020/04/05 05:56:51時点 Amazon調べ-詳細)
【ブドウの本摘粒】軸長の適切な長さとは?適切な長さを解説 12

この記事が気に入ったら
facebookページにいいね ! しよう

Twitter で

-ブドウの栽培
-

Copyright© 藤稔発祥の青木果樹園 , 2020 All Rights Reserved.