- 専用テープは繊維が編み込んであり反発する枝も棚付けできる。ただしテープは分解性無し。
- 1年間は棚に留まったままの強保持力。
- 堅固な素材なので落としても壊れにくい。
- ベルトホルダー付きなので作業性が◎。
- ステープル(芯)が小型にチェンジ。
- とじる力はマックス(MAX) 園芸用誘引結束機 HT-Rとさほど変わらず。
- HT-S45E専用のテープと専用の針金のみに対応。
- 総合評価【(4.5/5)】
\梨の反発する枝を誘引する強力テープナー/
マックス強力テープナー HT-S45Eのサイズ・重量
サイズ
新型強力マックステープナー HT-S45Eの全長は34cmで、頑強な作りです。
頑強だからと言って持ちにくい訳はなく、女性から手の大きい人まで誰でも使える設計は変わりありません。
重量
テープや芯をいれない場合は540gですが、HT-Rテープナーが約422gなので、比較するとやや重いです。
マックス強力テープナー HT-S45Eの特徴
特徴一覧
小型化したステープル(芯)でしっかり固定
新型強力マックステープナー HT-S45Eはステープル(芯)のサイズが小型化しました。
今までのテープナーの芯は使えなくなってしまいましたが、小型化した分、持ち運びや管理が容易になったので誘引作業のときに補充が簡単に行えます。
小型化したことでテープをしっかり固定できるのか?という疑問があるかと思いますが、
その点に関しては全く問題はありません。
テープも小型化&繊維が編み込まれて強靱化したので、芯が小型化しても外れることがありません。
なので梨の枝の誘引をしても、しっかり棚に固定できます。
強靱化したテープ・テープの出し入れの改善
新型強力マックステープナー HT-S45Eは、テープを補充するときに蓋を開ける必要がなくなりました。
いままでのモデルは蓋を開閉してテープを補充していたので、磨耗してそこから壊れてしまうケースが多かったです。
しかし蓋の開閉が無くなったので、磨耗することが無くなり壊れにくくなりました。
MAX強保持力テープナー用テープ
新しいテープは幅が9mmと細くなり、過去のテープナーとは互換性が無いので注意しましょう。
テープには繊維が編み込まれているので強靱になっていて、メーカーの説明では耐久性が高いので約1年間は切れないとの話でした。
ただし、このテープは分解性は無いので、回収する必要があるので注意しましょう。
メモ
- テープは耐久性が高く1年間は棚に誘引できる。
- テープには分解性が無いので回収が必須。
新型テープの補充の仕方・手順
テープの外し方の手順
蓋の部分をもってカチッと鳴るまで持ち上げます。持ち上げるときは少し硬く感じますが、しっかり蓋を持ち上げましょう。
滑り止め加工されたハンドルとベルトホルダー
新型強力マックステープナー HT-S45Eにはベルトホルダーが新しく付きました。
ベルトホルダーがついたので剪定の時は腰に引っかけておけるので、作業が大分楽になりました。
今までは紐でぶら下げていたので、引っ掛かったりして邪魔だったんですよね。。
ただ、芯やテープをしまっておけるテープナー専用のケースもあると便利なのでオススメです。
滑り止めが付いたハンドル
芯が詰まりにくい構造
芯が小型化したので、ほぼ芯詰まりが無くなりテープもしっかり切れるようになりました。
それにより作業を中断することが無くなったのでイライラも無くなりました。
口が深く誘引し易い
新型強力マックステープナー HT-S45Eの口の構造はマックス(MAX) 園芸用誘引結束機 HT-Rと変わっていません。
高さが9cmで深さが10cmと広々なので棚線に誘引し易いです。
太めの徒長枝や年数が経過した古い結果枝も誘引・結束できます。
ただし、枝に角度をつけたい場合は、最大で約30°ぐらいにしかならないので、予備枝を誘引したいときは物足りないです。
もう少し深くして、角度を45°くらいまで誘引できるようにしてもらいたいです。
↓対応した新型が発売されました!
性能表
全長 | 34cm |
---|---|
重さ | 540g(本体のみ) ※芯+テープ込みで約644g |
口の高さ | 9cm |
口の深さ | 10cm |
口の入り口 | 5cm |
結束可能径 | 直径45mm |
取り扱い説明書 | ダウンロード |
マックス強力テープナー HT-S45Eの使い方の画像・動画・感想
枝を誘引・結束した画像
梨の枝を誘引結束している動画
使って見た私の感想
梨の誘引機はペレンク誘引機 FiXion2がいいのですが、約18万ほどしますので中々手がだせない。。
かと言って過去のMAXテープナーでは反発力が強い梨の枝の誘引はできないので、それができるようになったHT-S45Eが販売されて最高です。
ただし、誘引テープは強靭な分、分解性が無いのと、過去のテープナーとの互換性は無いので注意しましょう。
しかし新型テープナーは軽い力でサクサク枝を留められるので、あっという間に誘引作業が終わります。
その点を考えれば、テープに分解性が無いデメリットを上回るメリットがあります。
棚栽培をしている場合はほんと便利なのでおすすめ。
おすすめの誘引結束機(テープナー)の一覧
項目 | マックス光分解テープ 200R |
マックス光分解テープ 200L |
マックス光分解テープ 100R |
マックス鏡面テープ TAPE-15M |
誘引資材 テープナー用針 604EL |
とめたつテープ |
とめたつテープ 環境配慮タイプ |
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マックス強力テープナー HT-S45Eの解説まとめ【メリット・デメリット・総合評価】
メリット・デメリット
- 頑丈になって壊れにくい。
- テープの保持力が凄く、外れない。
- 軽い力で閉じられるので手が痛くならない。
- 枝に角度をつけて誘引できる
- 頑丈な分、やや重い。
- 保持力が高い分、テープに分解性が無い。
- 過去のテープナーと互換性が無い。
- 口が浅いため誘引できる最大の角度は約30°しかできない
総合評価
誘引結束能力 | (5/5) |
---|---|
耐久性 | (5/5) |
保持力 | (5/5) |
軽さ | (3/5) |
扱いやすさ | (4/5) |
視認性 | (4/5) |
価格 | (3.5/5) |
総合評価 | (4.5/5) |
\梨の反発する枝を誘引する強力テープナー/
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