新しい品種をつくるべく、今年も種取りをしました。
ブドウのバラードとハイベリー、そしてフィンガーライムの種取りをしました。
実生選抜を基本として、とりあえず沢山種を蒔いてそこから良いものを選んでいくやり方です。
ブドウの種
採取した種を水でよく洗い流します。
種の表面にヌルヌルしているのがついていますが、それは発芽阻害物質を含んでいますので必ず取り除きます。
洗い終えたら水気をふきとり、キッチンペーパーなどで包んで湿気らないようにして袋で保存。
あとは冷蔵庫で保管します。
翌年の春頃に蒔きます。
フィンガーライムの種
ちなみに下のがフィンガーライムの種取りをした様子です。
粒が沢山入っていてイクラのようです。
フィンガーライムは別名ブッシュキャビアとも呼ばれているので、キャビアのようだの方が正しいかもしれません。
この種を翌年蒔いて、その中から耐寒性(寒さに強い)ものを選抜しようと思います。
あると便利な道具
ピンセットが無かったので手作業でしましたがあると便利です。
かなり時間がかかってしまいました。。フィンガーライムは粒が邪魔(笑)なのでなかなか種が採取しにくいです。
ものすごいライム臭でした。。こんなに小さい粒1つでも凄い香りです。
今年はこれで育苗しようと思います。
時期が早すぎると気温が低く、温度を上げるために電気代がかなりかかってしまうので
4月中下旬~5月上旬頃に蒔こうと検討しています。
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