- 先丸刃で実・粒を傷つけにくい
- そり刃で摘粒がしやすい
- 目盛りがあるので便利
- 衝撃緩和で手が疲れにくい
- ステンレス刃とフッ素加工でヤニがつきにくい
- ヒンジなどの構造がしっかりしていて耐久性が高い
- 硬い枝(軸)は切断しにくい
- 総合評価【(4.5/5)】
\ブドウの摘粒、梨や林檎の摘果に!/
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFのサイズ・重量
サイズ
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの長さは15.5cmで、幅は8cmです。
取っ手内の長さは6.2cm、幅は2.3cmであり広すぎず狭すぎずのサイズなので、手が大きい私でも使いやすく重宝しています。
重量
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの重さは約42gで相当軽いです。
長時間、摘粒をしていても疲れにくいのが助かります。
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの特徴
先丸とそり刃
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFは刃の先端が丸まっています。
刃先が丸まっているのは、ブドウの摘粒のときに刃先で粒を傷つけないようにするためです。
上の画像の摘粒ハサミはチカマサの先丸ハサミです。
摘粒の時に刃先が粒を傷つけてしまうと、後々粒が大きくなったときに、傷が大きくなり「裂果」してしまいます。
裂果してしまうと商品にならないため、その裂果した粒を取る作業が増えるため、作業量的にも商品の品質的にもマイナスになってしまいます。
また、チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFは刃が水平では無く、角度が10°ほど「そり刃」になっています。
これはブドウの摘粒をしやすくするためです。
この構造のおかげで刃先がスッと房のなかにはいるため、手が疲れにくく、上下の向きの粒の摘粒がスイスイ進むのです。
手首を常に水平にする必要が無いため、疲れにくいのも重要なポイントです。
衝撃吸収クッション
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFは中央に衝撃吸収のためのクッションがあります。
このおかげで摘粒・摘果などの作業時に手の衝撃を緩和してくれるので、手が疲れにくくなり、長時間の作業でも耐えられるのです。
また、取っ手の素材はサボテンと比較して柔らかいため、より衝撃を吸収してくれるので手が疲れにくいです。
ステンレス+フッ素加工
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの刃はスレンレスの材質であり、フッ素加工がされているので渋(ヤニ)がつきにくくなっています。
摘果・摘粒作業を繰り返すと、どうしても渋がつくので鋏の切れ味が悪くなってしまいます。
ですが、このフッ素加工のおかげで切れ味が長時間続くため、ストレスが大分減りました。
また、ヒンジ部分の構造がしっかりしているので長期間使ってもガタつきが少ないのが特徴です。
摘粒に便利な目盛り付き
ブドウの房作りでは、房の長さを何センチにするか厳格に決められています。
例えば種なしブドウの藤みのりでは、最初の房作りでは約3.5cm、その後の本摘粒では約8cmに調整します。
シャインマスカットでは最初の房作りで約4cm、その後の本摘粒では約11cmに調整します。
3cm 3.5cm 4cm 6cm 8cm 9cm 10cm 11cm 12cm 13cmの目盛りが書いてるので、正確に摘粒および房作りができるのでかなり有用です。
ただ、サボテンの摘粒鋏と違い、鋏の裏面には目盛りが無いのがデメリットです。
あわせて読みたい
性能表
長さ | 15.5cm |
---|---|
幅 | 8cm |
重さ | 約42g |
取っ手内側 長さ | 6.2cm |
取っ手内側 幅 | 2.3cm |
記載目盛り | 3cm 3.5cm 4cm 6cm 8cm 9cm 10cm 11cm 12cm 13cm |
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの使い方・感想・動画
動画
※後日UPします。
使い方
※後日UPします。
使って見た私の感想
サボテンのぶどう鋏と同様に、先丸そり刃なので摘粒にもってこいの道具です。
弾力性のある取っ手なので疲れにくく手にフィットするので摘粒もしやすいです。
残念なのが刃の裏面に目盛りが無いので、房の丈を確認するときは必ず表にしなければいけません。
ですがヒンジなど細かい部分がサボテンの鋏より頑丈なので、長く使える摘粒鋏です。
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの評判【高評価・低評価コメント】
高評価コメント
※コメントはありませんでした
低評価コメント
硬い枝は切りにくい
青木果樹園
収穫時のブドウの軸を切るには結構力が必要なので、手が痛くなってしまいます。
摘果・摘粒鋏として作られているので、そりゃそうだなのですが、
ブドウの収穫→粒の調整の流れの時に鋏を変えるのが手間なので、できればこの1本で済ませたいという横着心があります。。。
硬い軸を切れるようになれば最高なんですが。
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの専用ケース
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの専用ケースです。
中に水やヤニクリーナーが溜められるので、刃先がヤニ・渋で汚れても簡単に落とせます。
摘果・摘粒をしているときに切れ味が悪くなったなぁ~と言って、洗いに戻る時間のロスを防げます。
サボテン B-6Mとチカマサ B-500SLMFの摘粒鋏の比較
サイズ
- 本体長さ:16cm
- 本体幅:8.7cm
- 取って内長さ:6cm
- 取って内幅:2.5cm
- 本体長さ:15.5cm
- 本体幅:8cm
- 取って内長さ:6.2cm
- 取って内幅:2.3cm
重量
- 重量:47g
- 重量:41g
目盛り
- 表:2.5cm/3cm/3.5cm/4cm/5cm/6cm/8cm/10cm/13cm
- 裏:2.5cm/3cm/3.5cm/4cm/5cm/6cm
- 表:3cm/3.5cm/4cm/6cm/8cm/9cm/10cm/11cm/12cm/13cm
- 裏:無し
材質と特徴
- 刃長:35mm
- 刃の材質:高級ステンレス刃物鋼 高級フッ素加工
- 取っ手の材質:エラストマー樹脂
- 指置き付きで摘粒がし易い
- チカマサに比べ長く使っているとカシメが緩みガタつく
- 刃長:35mm
- 刃の材質:ステンレス フッ素樹脂加工
- 取っ手の材質:ソフト樹脂
- 取っ手はソフト樹脂でサボテンより柔らかい
- サボテンと違い、裏面に目盛りが無い
摘粒・摘果の道具一覧
チカマサ ぶどう鋏先丸そり刃 B-500SLMFの解説まとめ【メリット・デメリット・総合評価】
メリット・デメリット
- 先丸刃で実・粒を傷つけにくい
- そり刃で手首が疲れにくく摘粒がしやすい
- 目盛りがあるので便利
- 衝撃緩和で手が疲れにくい
- ステンレス刃とフッ素加工でヤニがつきにくい
- ヒンジなどの構造がしっかりしていて耐久性が高い
- 硬い枝(軸)は切断しにくい
- 刃の裏面には目盛りが書いていない
総合評価
摘粒のしやすさ | (5/5) |
---|---|
摘果のしやすさ | (5/5) |
使いやすさ | (4/5) |
耐久性 | (4.5/5) |
総合評価 | (4.5/5) |
\ブドウの摘粒、梨や林檎の摘果に!/
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長く使える
青木果樹園