JV仕立て(ジョイントV字)の桃の接ぎ木をしました。
ジョイント栽培の接ぎ木の仕方をご紹介します。
接ぎ木の仕方
下側になる主幹に接ぎ木ナイフなど形成層が出るように皮をむきます。
次に上側になる枝を芽の先を少し残して切り戻し、反鉋で皮をむきます。
太い枝の時は上のサイズ。
枝が細い時はこのサイズがオススメです。
このように接ぎ木面を合わせて、上からメデールで隙間なく巻いてやります。
ニューメデール【ミシン目なし】W:25mm
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リピートタイの方が歪みがなくできると思いますが、枝が太くなると食い込むのでその都度緩めないといけません。
それが面倒なのでメデールを使いました。
メデールなら枝が太くなっても食い込むことなく、一年ほどで分解されれます。
繋がったあとに分解される感じです。
↓が接ぎ木後の状態です。
こうする事で樹液が行き来して、先端の方からも新梢がでたり、根元から強い枝が出にくいといった利点があります。