ようやくJV用の苗の植え付けが、終わりました!
JV用の苗の管理の仕方

あえて斜めにする事で、定植する時に主枝を曲げる必要がなく、主枝が折れるリスクがなくなります。

根元から約60cmの所から垂直になるように誘引します。
そうする事で主枝ラインの高さが60〜70cmにでき、植える時に元から曲がっているので主枝を曲げる事なくジョイントが簡単にできます。
斜立ではなく垂直のまま作った苗の場合は、曲げる時は水が上がってからの方が折れにくいのでオススメです。
冬に無理やり曲げると折れる確率が高いので。。。

↑上の画像を左に90°傾けるとわかりやすいと思います。
また、主枝ラインが低すぎると除草作業がしにくい場合や、獣により樹皮が食べられたりなどの被害が生じる場合があるので、栽培環境によって高さを変えた方が良いです。
しかし、この斜めに植えて苗を育てるやり方は水が土にかかりにくいので、ポットの隙間にキチンと土を詰めます。
軽くて適度な保水性があるバーミキュライトを当園では使いました。
普通の土だと苗を掘り起こす時に重いので。
先週は桃のジョイントをしたので、次回はその事を記載しようと思います。
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▼ ここから下は2026年に追記した解説です。上の写真と説明は当時の記録のままです。
垂直育苗と斜立育苗の違い
| 垂直に育てた苗 | 斜立仕立ての苗 | |
|---|---|---|
| 植えるとき | 主枝を曲げる必要がある | 曲がりができているので曲げずに済む |
| 折れるリスク | 冬に曲げると折れやすい | 少ない |
| 曲げる時期 | 水が上がってから(春) | ― |
| 育苗の手間 | 少ない | ポットを斜めにする分、水やりに注意 |

斜立育苗のポイント
- 曲げる位置は、つなぎたい主枝の高さ(当園では根元から約60cm)に合わせる
- ポットを斜めに置くと上からの水がかかりにくいので、点滴チューブなどで株元に確実にかん水する
- ポットのすき間は軽い用土(バーミキュライトなど)で埋めると、掘り上げも楽になる
- 不織布ポットを使うと根が回りにくく、植え傷みが減る(神奈川県の資料より)
主枝の高さは低いほど作業は楽ですが、除草のしにくさや獣害も考えて決めます(主幹下の除草)。
参考:神奈川県農業技術センター「ナシのジョイント仕立て」、神奈川県「果樹ジョイント仕立て 成果集」(モモは広島県、スモモは群馬県の事例)、農研機構「ナシ『王秋』のジョイントV字トレリス樹形」。数値は試験条件でのもので、品種・地域・樹勢で変わります。
ジョイント栽培の記録(2014〜2019年)
