森林の伐木のためにチェーンソーブーツが必要になりどれが良いのか探してました。林業でおすすめのチェンソーブーツを調べてみると以下の7つの機能をカバーする安全靴がなかなか無いのが分かりました、、、。
欲しい機能
- 防護材(チェーンソーが間違って当たっても安心)
- 足裏踏み抜き防止板入り(尖った枝やトゲから足を守る)
- つま先防護材あり(足に重いモノが乗っかってきても大丈夫)
- 防水透湿性(足が蒸れるのを防ぐ/下草で濡れるの防止)
- スパイク付き(のり面など足場が悪いところで滑るの防止)
- 幅広(甲高なので足が痛くならない)
- 軽量(足が疲れないように)
マジカルフォレスターやハスクバーナ プロテクティブレザーブーツなども検討したのですが足裏に踏み抜き防止板が無かったり、靴の重さが3kg近く重かったりなどが理由で除外しました。
そんな中、ヒットしたのがモンベルのプロテクションロガーブーツでした。最初にあげた7つの機能を全て兼ね備えた超高機能のチェーンソーブーツです。そのモンベルのプロテクションロガーブーツを使って見た感想・レビューを青木果樹園が紹介します。
- ゴアテックス使用の防水透湿性。
- 防護材(ステンレス混ケブラー®)使用【ヨーロッパ規格(EN381-3 防護クラス1)適合のチェーンソー防護性能】
- つま先/足裏鉄板付き【ヨーロッパ規格EN ISO 20344のつま先耐衝撃試験および耐踏み抜き試験に準拠。(JIS T8101相当)】
- タングステンカーバイド製スパイク【丸太などの上でも滑りにくい】
- 片足1,270g(※25.5cm)の軽量チェーンソーブーツ。
- 日本人の足に適したラストを使用した高いフィット感。
- 値段は高い、、が長い目で見てケガするよりまし。
- 総合評価【(5/5)】
\防水・軽量・鉄板付き・スパイク付きの最強安全靴!/
スパイク付き防水チェンソーブーツ モンベルのプロテクションロガーブーツの外観
他メーカーのチェンソーブーツと違い、スタイリッシュな形状であまりゴツくないのが特徴です。持ち運びもし易いです。
スパイク付き防水チェンソーブーツ モンベルのプロテクションロガーブーツの重量
- 1.27kg(25.5cm・片足)
25.5cmで片足の重量は1.27kgです。ハスクバーナ プロテクティブレザーブーツでは24cmで片足の重量は1.5kgなので比較するとかなり軽いです。少しでも軽い方が山林での伐採作業で疲れにくくなるので軽い方がおすすめです。
スパイク付き防水チェンソーブーツ モンベルのプロテクションロガーブーツの特徴
GORE-TEXの透湿防水機能
モンベルのプロテクションロガーブーツはゴアテックスが使われているので朝露で下草が濡れていても靴が濡れないので不快になりません。湿った山林に入るときはゴアテックスが役立ちます。靴が濡れるとホントに嫌な気分になるんですよね、、、。さっさと伐採を終わらせようとして気が急くと事故に繋がるので防水性能はオススメです。
また、透湿機能のため『蒸れない』のも一押しです。伐採作業は長時間の仕事になるので靴の中が汗で蒸れて不快になります。しかしゴアテックスの透湿機能が蒸れるのを防ぐので使用感は満足です。
つま先/足裏鉄板の防護性能
モンベルのプロテクションロガーブーツは足底には踏み抜き防止のための鉄板入り、上部にはチェーンソーの刃が当たったとしても足を守ってくれるステンレス鋼混ケブラーが入っています。
初心者はもちろんベテランのもおすすめの安全靴です。慣れていてもその日の体調次第ではミスが発生するのが人間です。たった一回のミスで足を切断してしまうので安全靴選びは重要です。踏み抜き防止の鉄板も山林の作業では笹や竹があるので、うっかり踏み抜いてしまう危険もあります。踏み抜き防止+つま先保護材は必須と言えるでしょう。
スパイク付きソールで斜面も滑りにくい
モンベルのプロテクションロガーブーツは足裏にスパイクが使われています。ちょっとした斜面の作業でも踏ん張れますし、山林での移動の際に濡れた枝を踏んでも滑りにくいのが特徴です。ソールも用途に合わせて交換できます。ソールが消耗したら正規店で交換依頼をしましょう。
性能表
重さ | 1.27kg(25.5cm・片足) 2.57kg(25.5cm・両足で) |
---|---|
防水機能 | GORE-TEXの透湿防水機能 |
つま先 足裏鉄板の性能 |
ヨーロッパ規格 EN ISO 20344の つま先耐衝撃試験および 耐踏み抜き試験に準拠 (JIS T8101相当) |
防護材の性能 | ヨーロッパ規格 (EN381-3 防護クラス1) 適合のチェーンソー防護性能 |
スパイクの素材 | タングステンカーバイド製スパイク |
靴型 | 日本人の足向け |
スパイク付き防水チェンソーブーツ モンベルのプロテクションロガーブーツを使って見た感想
使って見た私の感想
モンベルのプロテクションロガーブーツは日本人の足(幅広+甲高)に合わせて作られているので足が痛くなりにくいです。下の画像のように、かがんで作業するときでもクッション性が高いのですんなり足首を曲げられます。
あと、防護材+防水性能があるのが最高です。朝一で伐採作業することが多いので下草がよく濡れています。そんなときでも防水性能のおかげで靴が濡れないので不快にならないのが個人的に一番です。長靴タイプのブーツでも良いのですが、クッション性が皆無なので足が痛くなるのでパスしました。(あと長靴タイプは防護性能が少ないので
値段は高かったですが安全を考えて買って良かった一足です。
中敷きにはソルボが良い
私はモンベルのプロテクションロガーブーツの28cm(普段の靴は27.5cm)を使ってます。中敷きは入れ替えてSORBO DSISソルボウォーキングを入れています。このソルボの中敷きはかなり肉厚なので靴は普段より0.5cm大きくしないと中が狭くなってしまいますが、足がもの凄く楽になるのでブーツ類は全てこの中敷きに入れ替えています。
スパイク付き防水チェンソーブーツ モンベルのプロテクションロガーブーツの解説まとめ【メリット・デメリット・総合評価】
メリット・デメリット
- 防護材(チェーンソーが間違って当たっても安心)
- 足裏踏み抜き防止板入り(尖った枝やトゲから足を守る)
- つま先防護材あり(足に重いモノが乗っかってきても大丈夫)
- 防水透湿性(足が蒸れるのを防ぐ/下草で濡れるの防止)
- スパイク付き(のり面など足場が悪いところで滑るの防止)
- 幅広(甲高なので足が痛くならない)
- 軽量(足が疲れない)
- 値段が高い
総合評価
使いやすさ | (5/5) |
---|---|
軽さ | (4/5) |
防護性能+防水性 | (5/5) |
総合評価 | (5/5) |
\安全第一のチェーンソーブーツ/
足が楽で安心感が段違い
青木果樹園