少し前の日本農業新聞に、梨の窒素の吸収グラフが出ていました!
私のうちの梨畑で、一ヶ月毎に土壌分析を行い、土壌中の肥料分の変化を調べたいと思っていましたが、その手間が省けました。
それがこちらのグラフです。
日本農業新聞より抜粋
このグラフから読み取れるのは、どのタイミングで施肥を行えば効率良く、果樹に肥料が吸収されるかがわかります。
元肥に速効性または緩効性(2.3ヶ月で効くような)の肥料を与えた場合、果樹に吸収されることなく、土壌に溶出してしまうのです。
施肥を果樹が吸収する時期にタイミング良く行えば、肥料代のコスト削減にも繋がります。
また、元肥が有機質肥料•堆肥 主体であれば、分解する時期が果樹の吸収時期に重なるようです。その場合は分肥の回数、または量を減らせます。
有機質肥料が鶏糞などの速効性であれば話しは別になるので注意が必要です。
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