ブドウの短梢の違いの紹介です。
それぞれの品種や土壌によって合う合わないがあるので、
参考程度にしかなりませんのでご注意下さい。
•樹勢が強い品種
•火山灰土壌
を前提として記載していきます。
一文字樹形
一文字樹形は骨格枝を作るのがとても簡単です。
樹勢が弱い品種にはピッタリだと思います。
当園ではバラードを一文字仕立てにしています。
間伐樹として収穫量を上げるために一文字仕立てにする事が多いです。
※すぐに収穫ができるし、骨格枝を作るのが簡単なため。
H型樹形
いま育成中の若木はほぼH型にしています。
WH型の方が樹勢は安定して良い房ができやすいのですが、
伐採する際にWHだと面積が広いため、そこがポッカリと空いてしまい収穫量が減ってしまうのを考慮して、H型にしました。
一文字に比べれば面積は広いのですが、
樹勢が割と安定しているのと、伐採の際に収穫量が一気に減ることもないのでこちらを採用しました。
WH型樹型
火山灰土壌、肥沃な土地、樹勢が強い品種には最適な樹形だと思います。
ただ骨格枝をつくるのに年数がかなりかかります。。
あと伐採の際は一気に収穫量が減るので、
間伐樹としての苗を多めに用意しといた方が良いです。
今後
いまある長梢樹形は最終的には0にして、全てを短梢樹形にする予定です。
ただ種ありの竜宝に関しては迷っています。。
種あり栽培では短梢樹形では花振るいを起こしてしまい果実がなりません。
一文字樹形にして長い新梢を先端とは逆向きに折り曲げて樹勢を弱めればいけるんでは?と想像しています。
あとは、根域制限栽培かなと。
とにかく省力化しないとマズイので、長梢樹形は減らしていきます。
最も安定するのが長梢樹形なんですが、剪定や誘引に時間がかかるからなぁ。。
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グリップが回転して腱鞘炎対策にもなるので良いです。
あと数ヶ月したら剪定の時期になります。
刃を研いであげないとなぁ。
最近フィンガーライムの手入れが全くできていません。。
アマゾンでも苗が予約販売になっていますね。