先月、JV棚を増設したので、苗を定植しました。
斜立仕立てで育成した苗は、あらためてジョイントがしやすいと思いました。
植えるときに新梢を無理に曲げる必要がないため、枝が折れる事がなくなります。
せっかく一年間育てた苗が折れた時のショックといったら。。。。
JV栽培をする時は是非、苗は斜立仕立てで育てることをお勧めします。
苗を植える時の手順
さて、苗の定植のポイントです。
植える前に、先ずは苗場の苗の長さを確認。
その長さによって植える位置を決めます。
育成した苗の「大玉あかつき」は、新梢があまり伸びず、一番長くて150cmほど、短いので90cmほどでした。
もう一つの「夏かんろ」は伸びがよく、平均140cmほど伸びました。
栽培環境は同じなので、おそらくは品種によって伸びやすい、伸びにくい性質があるんだと思います。
また、苗場の土をバーミュライトにしたのが功を奏しました。
苗場から苗を取り出す際に、普通の土だとポットを突き破って根付きやすく、移動する時に大変ですが、
軽いバーミュライトだと少し持ち上げるだけでポロポロと落ちてくれるので移動が大変楽でした。
長さを測って、短い順に先頭から並べていきます。
また、葉っぱが残っていたら全て外します。
葉っぱが残っていると蒸散をして枝が枯れる恐れがあるので、葉っぱは取りましょう。
上がポットを外した根っこの様子です。
細根が沢山出て、根鉢がしっかりしています。
植えるときは、次の木の枝が前の枝のジョイントする部分に被さる位置に植えます。
ココを失敗すると枝の長さが足りず、春先にジョイントが出来なくなりますので、植える間隔は少し詰め気味にします。
新梢を伸ばして2年後にジョイントすれば良いなと思いましたが、桃は枝が太りやすいため、新梢があまり伸びず、ジョイントが難しくなるため、その年にジョイントするのがおススメです。
支柱も立てて、苗の主幹がなるべく真っ直ぐになるようにします。
ザックリとした説明ですが以上で定植は終了です。
あとは春先にジョイントをしつつ不要な枝を剪定します。
使用したラベル
ちなみに、長さや品種などを記入したラベルは下のです。
ユポラベル 青色 大(180×20mm) 100シート(10枚) メール便対応(4点まで)
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もう12月になりました。
最近時間が過ぎるのが早く感じます。
年末に近づくと煽り運転とかも増えそうだし、ドライブレコーダーを購入しようかな。