桃の環状剥皮
桃の環状剥皮をしました。
桃の環状剥皮は枝の樹勢を落とし、その枝につく果実の着色促進や、新梢を発生させるための方法です。
ジョイント栽培をしていても、根元に近い枝はどうしても強い枝が出がちです。
そのまま放置しておくと養分がそこに引っ張られてしまい、先端まで養分が流れずに、均一に枝が出なくなってしまいます。
さらに桃は切り口から新梢が出にくい果樹なので、一度芽が無くなってしまうと枝がまばらになってしまいます。
※腹接ぎすれば何とかいけるかな。。
なので環状剥皮をして樹勢を落としつつ、新梢を発生させるためには環状剥皮は重要です。
環状剥皮に便利な道具!
環状剥日皮鋏 ワンタッチ型
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枝を挟みこむタイプの小さなハサミです。
ワンタッチで枝を挟んで
クルッと回すだけで環状剥皮ができます。
環状剥皮後は必ずビニールテープなどで切り口を覆います。
環状剥皮の時期は?
•開花時期
•満開から30日後
と論文には書いてありました。
環状剥皮をすると果実がやや大きくなり、新梢の発生も促進されるようです。
桃のジョイント栽培では新梢の発生が大変重要なので、環状剥皮をして、安定した生産を目指していきます。
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飲みたいなぁ。
最近、日本酒が本当に好きになりました。