桃のV字ジョイント(低樹高ジョイント)の続きです。
接ぎ木を終えて新梢がワサワサと出てきました。
このままでは、枝が風に揺られて接ぎ木部が外れてしまう可能性があります。
そうなる前に線を追加し、枝を誘引します。
使用した部品
使った部品は
L字アングル
U字ボルト
フックボルト(M10)
です。
L字アングルが無い場合は単管パイプを切断して、直交クランプで取り付けます。
張ったあとです。
新梢の伸びによっては、さらに線を追加します。
V字のメリット
V字の文字通り主幹をジョイントし、側枝を斜めに出して果実を実らせます。
この利点は直上枝をださず、斜めに誘引するので花芽がつきやすく、かつ、先端の勢いを維持でき、アバラ状の枝になりにくいことです。
梨のような棚だと枝を棚にベッタリとつけますよね。
勢いが強い枝の場合には、枝の途中から新梢が沢山出てしまい、アバラ状になってしまいます。
結果として、来年には使えない枝になり、切り落とすことになります。
花芽をつけるときには、角度を45度などにすると、花芽がつきやすく、かつ枝が伸びます。
それを根本的に樹形にしてしまおうという仕立て方です。
梨や柿、梅なども、この仕立て方で行う予定です。
昨今の問題の本が、kindle本でセール中、安いなぁ。
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