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梨の栽培

【図解 梨の摘果・摘蕾】 主枝上になる果実は全て落とす理由

2016年4月20日

【図解 梨の摘果・摘蕾】 主枝上になる果実は全て落とす理由

摘蕾について、主枝上には果実をならしてはいけません。
その理由について図で説明していきます。

主枝上は摘果する理由

主枝上は摘果する理由(【図解 梨の摘果・摘蕾】 主枝上になる果実は全て落とす理由)

主枝からは側枝(結果枝)が出ます。その側枝に果実をならせるのが基本です。
主枝上に果実をならせてしまうと、そこの芽が伸びずに短果枝になってしまいます。

そうすると、、

将来の収量が減る!

特に若木の時期にならせてしまうと枝が伸びず生育が遅くなります。
実らせてしまうと枝を伸ばす養分が果実にいってしまい短果枝になってしまい、良い枝が伸びなくなります。
収穫量を少しでも上げたい気持ちは分かりますが、
来年、再来年とコンスタントに収穫量を上昇させるには全て摘果するのが吉です。

必ず主枝(亜主枝)上の短果枝や果実、花はとってしまいましょう。

ちなみに主枝と側枝の違いは下記の図に記載しています。

主枝と側枝の見分け方

主枝と側枝の見分け方(【図解 梨の摘果・摘蕾】 主枝上になる果実は全て落とす理由)

茶色の部分が主枝、黄色い部分が結果枝(側枝)です。
二本主枝仕立ては文字通り二本の主枝のみなので実らせて良い枝は分かりやすいです。
三本、四本主枝になると、亜主枝が出てくるので注意が必要です。

こちらの本は品種別に記載があるので分かりやすくてお勧めです。

▼ ここから下は2026年に追記した解説です。上の写真と説明は当時の記録のままです。

実をならせない場所のまとめ

場所 理由
主枝・亜主枝の上 芽が伸びず短果枝になり、将来の側枝や骨格の枝が作れない
主枝の先端(延長枝) 先端の勢いが落ち、主枝が伸びなくなる
若木(植えて数年) 樹を大きくする時期。果実に養分を取られると生育が遅れる
細すぎる側枝 果実が大きくならず、枝も弱る(実をつけて良い枝の太さ)

摘蕾の段階で落としておくと、果実を育てる養分のむだが少なくなります。仕立て方による違いはJV栽培と二本主枝の摘蕾の違いで解説しています。

参考:各県のナシ栽培指針・試験成績(熊本県・茨城県など)。数値は品種・地域・樹勢で変わるため、地域の栽培暦もあわせて確認してください。

 

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