桃の栽培 ジョイント栽培の方法

桃の低樹高ジョイントの作り方。支柱を立てたり。

2016年3月31日

桃の低樹高ジョイントの作り方。支柱を立てたり。 1

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凄いなー、固定電話までGoogleかー。確かにこれは便利そう。

 

桃のジョイント

ようやく桃のジョイント栽培に着工しました!

剪定などで後回しになっていましたが、ようやく、、。

苗木の芽が動き出しているので、早く接ぎ木もしないといけません(汗)

1 設計

joint

主枝ラインの高さを70~80cmにするため、昨年は60cmほどに苗を切り戻しました。

曲げる分の長さを 10cm

切り戻した高さ 60cm
=主枝ラインの高さ 70cm
と計算します。

切り戻し後に、新梢が伸びましたが長さにバラつきがあります。

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なので、まずは苗木の長さを確認します。
そこから植える間隔、株間を決めます。

•180~200cm近く伸びているので、株間を150cmに設定。
※実際に苗木を植える時に、長さが足りない場合は、場所をズラして株間を縮めます。

•株間150cmで10本植えると計算すると、150cm×10本+支柱の距離分500cm(最初と最後<150cm+アンカーの距離100cm位>×2)=20m
ほど、1列の長さを確保しときましょう。
もちろん、新梢の伸び具合によっては株間を変更するため、距離が変わります。

•列間はスピードスプレイヤーで走る前提として、350cm~400cmほどとります。
手がけのみなら、3mほどで十分でしょう。

•重要なのは、図にすることです。必ず図におとしてから、作業をしましょう。感覚でやると必ずどこかで間違いが起きます。

2 支柱を設置する

図に支柱の場所も記載します。

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端っこの支柱を立てる際は、斜めにします。

張線器などで引っ張るため、中央に支柱が引っ張られます。
なので斜めに植えます。

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また、70-80cm程地中に埋めました。
支柱の長さの1/4程埋めれば十分と思います。

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支柱の先端の真下にアンカーがくるように設置します。

真下でないとテンションがかからないので、アンカーの意味がありません。

その後、支柱とアンカーの両方を鉄線で固定します。

また、約5m〜7m毎に支えとなる支柱を設置します。
距離が長いと線がたるんでしまいますので。

3 幹線を張る

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主枝ラインの高さを70-80cmとしたので、その高さに設置します。

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道具は、ターンパックルを使いました。
張線器があれば、そちらの方が使い易いのでオススメです。

地面が平らであれば良いのですが、なかなかありません。
その時は水平器を使って、幹線を水平に設置しましょう。

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最初は高さが70cmでも、奥の方は50cmだった、、なんてことも。

4 苗木を植える

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幹線を張り終えたら、苗木を植える位置決めをします。
最初と最後は150cmほどあけてから、印をつけていきます。
タキロンパイプなどで、挿していけば目印になります。

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その後、穴を掘って堆肥を少量いれ混ぜます。

苗木を仮植えして、新梢を軽く曲げて届かなければ適宜、穴の位置をずらします。
※折れ易いので注意しましょう。一気に曲げるのではなく何回か癖をつけて曲げます。ヒビが入った場合はビニールテープで保護します。

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植えたらドーナッツ状のダムをつくり、潅水します。

根が乾燥しないための潅水ですが、土がフカフカしてるので、固定させる意図もあります。

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1日がかりの仕事になりました(汗)
あとは、誘引して接ぎ木をします。

ちなみに
梨および梅のジョイント栽培は神奈川県の特許のため、報告および支払いの義務があります。

行う際はこちらを確認しましょう。

こういった棚を作るときに部品の種類分のスパナが必要でしたが、
これ1つでその面倒なことが無くなりました。
4種類の径が1つになっているラチェットは凄い便利。

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