今年度、購入した苗を育苗し、桃の低樹高ジョイント仕立てを行います。
低樹高ジョイント仕立ては、従来のジョイント仕立てと違い、棚が必要ありません。
棚を作るには数百万の費用がかかってしまいます。そのコストを削減できるのです。
大まかな低樹高ジョイントの説明ですが、
育苗した大苗を、地面から60㎝の高さに水平誘引して接木します。
主枝ラインが低く、側枝を斜め(60°)に誘引するため花芽が付きやすく、管理が楽になります。
長年の経験を必要とする剪定方法ですが、より簡易になるため、新規参入の方でも可能です。
管理を簡単に、そして収量を数年以内に上げることができます。
しかし、品種•果樹ごとに樹勢の強さや、花芽のつきが異なるため、品種•果樹の選定が必要と思います。
特に、ブドウ栽培をしている方だと、摘粒時期に梨の摘心がモロ被りします。
低樹高は角度を60°にしているため、花芽が付きやすいですが、幸水などは多少の摘心が必要です。
それでも、棚を活用したジョイントよりは摘心の回数が減りますが、、。
まだ発売されたばかりの参考書です。
苗の育苗方法なども記載されているので、役に立ちます。
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