ネットで話題の阿部梨園さんのクラウドファンディングに出資しました^_^
達成金額に届いたら100件を超える改善ノウハウを紹介する取り組みとの事で、大変期待しています。
阿部梨園さんの紹介
阿部梨園の100件を超える小さい改善ノウハウを公開するオンライン知恵袋を作りたい
農家は家族経営が多く、人数が限られるため、経営における改善のアイデアなど少なくなりがちです。
※会社のような人の入れ替わりが無いため、新たな発想などが停滞気味になります。
もちろん地域の農家の組織(果樹部など)での交流がありますが、基本は競合関係にあるため、深いところの情報交換はあまり無いのが現状です。
私としては、ネットが発達した今の時代においてアイデアなどは調べれば出てくるものなので、秘匿する意味は無いとも思っています。
なので、このブログではドンドン情報発信をしています。
どんなに凄いアイデアも実行しなければ絵に描いた餅、意味が無いですし。
その点、阿部梨園さんのクラウドファンディングは、実際に実行した改善ノウハウを公開されるので、かなり期待しています。
すでに阿部梨園さんが公開している圃場図の作成方法を参考に、圃場図の作成までを紹介していきます。
圃場図の作り方
いい感じな圃場マップの作り方、使い方:阿部梨園の変わるタネ(10)
➀グーグルマップの航空写真モードを使い、画面を切り抜くアプリを使います。
その画像をエクセルに貼り付けて、線を引きます。
エクセルではなくパワーポイントやグーグルスライドなどでもオッケーです。
➁桃はジョイント栽培なので、畑の植えたところに線を引くだけで済みます。
ただ失敗したのは、圃場図の形を確認する前に棚をつくり苗を植えてしまったことです。
畑の右側に合わせて、ジョイント棚を作ってしまったので斜めになってしまっています。。。
本来なら上の図のようにして真っ直ぐにつくるべきでしたが、後の祭りです。
事前準備って大事なーと痛感しています。
距離を測るアプリも出ているので、それを活用して植栽距離も求めることができます。
➂番号などをふる。
ジョイントなので列毎に管理ができます。
右側から植えたので一番右をA列。
これが二本主枝などの単体ならA-1.A-2などと数字をふります。
そしてそれをExcelに入力して、品種名や定植年、樹齢などの項目をつくります。
現在の年から定植した年を引けば、木の樹齢が分かる数式をつくります。
そうすれば改植時期など把握できます。
まとめ
誰もが一目で分かるようにするのが重要です。
将来、後継者ができた時の引き継ぎが大変楽になりますし、法人なら全体で管理ができるので、
仮に把握している人が1人しかいなかった場合、その人がやめたら誰も把握できていない状況を未然に防止できます。
とても手間がかかる作業ですが、一回作ってしまえば後々役立つので圃場図って大切です。
オフィスも良いのですが、いまはパワポはグーグルスライドで代用できますし、スプレッドシートも無料で使えるのでどうなのかなーと思います。
オフィス高価ですし。
それでも統計処理とかはオフィスを使っているのでなかなか手放せないんですがね。。