桃の栽培 ジョイント栽培の方法

桃のV字ジョイントの配置を考える。運搬車が通れる幅にしようかなぁ。

2016年10月14日

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今回は桃のジョイントの苗を植えるにあたっての、植栽計画です。

株間(縦のライン)

梨のジョイントは5本で1組みなどで構成しています。

全てを繋げないのは病気が伝染するリスクなどを下げるタメです。

梨はあまり心配ないようですが、桃だと伝染する病気があるようです。

ただ、それを恐れて3本で1 組みのジョイントでは意味があまり無いので、最低4本繋げたい所です。

ジョイントする理由としては、ジョイントは一本主枝のため樹勢が強く、
枝が暴れやすい
(花芽がつきにくかったり→果実が実らない、枝が太くなりやすい→栄養が一本の枝に集中して、他の枝が育たない)
ので、
先端を隣の樹につなげる事で、養分を隣の樹に転流させて樹勢を落ち着かせるのを目的としています。
(他にも理由がありますが)

なら、二本主枝の形にして先端同士を繋げれば良いのでは?と思いますが
先端同士だと養分の転流が上手く行かないらしいです。

新梢の長さ(育ち具合)によって、植える位置を変更します。
均一な成長なら良いですが伸びてない苗木もあるので、植える位置を微調整します。
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縦のラインはそれで良いですが、問題は横のライン!

道幅はどうするか?

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幅を250cm〜350cmの間で悩むなぁ。

幅が広いと面積あたりの収量が下がるし、狭いと農業機械が入りにくい。

作業効率を良くするにはSSやトラクターが作業し易い幅が良いです。
そしてその幅は350cm程。

ここで注意すべき点は支柱または部品が飛び出る部分を計算する事。

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この出っ張りです。
これがおおよそ30〜40cm(片側)

350cm−(片側30cm+片側30cm)=280〜290cmに通路がなり、
トラクターや、SSが余裕を持って通れる幅になります。

もう少し、幅が狭くても良いですが、
出入り口の所を機械が曲がる時に、
ギリギリだと支柱などの部品に引っ掛ける可能性があるので、この幅がベスト。

出入り口を広めに確保すれば、もう少し狭くても良さそう。

一方で手散布や、一輪車での収穫がメインなら

幅は300cm(隣のラインの樹との幅)−60cm(両側の部品の幅)=240cm

で十分だと思います。

3コンテナ用で、タイヤはノーパンクタイヤに換装して使ってます。
上に薄い板を装着すれば、肥料を運ぶ時にも使えます。
便利。

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