今まで知ってはいたのですが、値段との兼ね合いで手を出せずにいました。
購入するタイミングが合わなかったのもありますが。
従来の摘粒ハサミの作業も良いのですが、ブドウ専用の花穂整形器で効率化できるか試してみました。
使ってみた感想
まあ使ってみた結論を先に言いますと
慣れれば楽!慣れれば!楽!
大事なので2回言いました(笑)
最初は慣れていなかったので使いにくいなぁと思っていましたが、慣れてくると楽です。
手が疲れないのが良いです。
ハサミだとカチカチと手を動かすので。
その動作が少なくなるので手の疲れが減ります。
花穂整形器の刃の形状
刃先独特な形状で先端もハサミのように使えるので、細かい部分はそれで摘まんで切ることができます。
太めの軸だとさすがに切りにくかったです。
使い方
青の突起部分から刃先まで約3.5cmになります。
なので藤稔や巨峰などの房作りの長さの目安に使えます。
3.5cmのところに刃をいれて、
上へ移動させます。
スパスパ切れていきます。
また、小さい軸はハサミの要領で切っていきます。
この道具のポイントは軸をなるべく真っ直ぐにして使うところです。
軸が曲がった状態だと軸にも刃があたり切ってしまいます。
なので手で房の先端をつまんで伸ばしながら道具を使います。
あんまり力を入れるとポキっと折れてしまうので注意。
また、新梢をしっかり棚づけして、房が棚下にないとすごく使いにくくなります。
必ず新梢は捻枝などをしてしっかり棚づけしてやります。
ココがポイント
軸が曲がった状態だと刃にあたり軸を切ってしまうので、房を真っ直ぐにして使う
上のサイズは藤稔などの大粒系統用です。
軸が細い品種には上のサイズが合うようです。
替え刃も販売しているらしいです。
特殊な形なので研ぎにくいから刃は買いだめしとくと良いかも。
まとめ
ポイント
・動作が少なくなるので手の疲れが減ります
・先端もハサミのように使えるので細かい部分の調整に
・青の突起部分から刃先まで約3.5cm
・道具のポイントは軸をなるべく真っ直ぐにして使う
・手で房の先端をつまんで伸ばしながら道具を使う
農作業用で購入しました。
ちょうど首あたりに日陰を作ってくれるので涼しいのでおススメです。