苗の長さが足りなくて、畑で育苗する際の対処法の紹介です。
苗場でキチンと管理できれば良いのですが、苗場が無かったり畑に植えた後に足りない事に気付いた場合の時の応急処置です。
苗木を誘引しておく
定植した苗木は誘引して形を作っておきます。
誘引しておかないと、主枝が太くなった際に誘引できなくなるので。
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先端は斜め上気味に
苗木の先端は斜め上気味に誘引します。
先端の新梢が伸びやすくなります。
平らにしてしまうと枝の途中から強い新梢が出てしまい、先端が伸びにくくなってしまいます。
幹線(主枝ライン)より下は芽欠きする
幹線より下の芽は不要なので芽をとります。
特に根本の芽は強い新梢が出やすいので必ず欠きましょう。
ジベレリンペーストを塗布
新梢に月に一回くらいのペースでジベレリンペーストを塗布します。
新梢を伸ばす効果があります。
畑に潅水設備があればさらに良いのですが、無い場合は必ず塗布しましょう。
ジョイント用の苗木を作る際は必須のものです。
夏場にしっかり誘引する
ここが一番重要です!!
新梢は折れないように緩やかに誘引し、主枝は太くなると誘引できなくなるので、この時点で平らに誘引します。
主枝が太くなってしまった時点で平らに誘引し難くくなるので要注意です。
私は桃のジョイントで失敗しました。。
太くなってからでは誘引できずに主枝が裂けてしまいました。。。
なので気をつけて下さい。
まとめ
ポイント
先端は斜め上気味に
主枝ラインより下は芽欠き
ジベレリンペーストを塗布
夏場にしっかり誘引する
元号が「令和」になって、その関係のある万葉集がバカ売れしてるそうですね。
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