少し前に購入した苗をポットに植え付けしました。
後回しになってしまいましたが、何とか終わりました。。

植え付けの方法をサクッとご紹介します。
①接ぎ木部の接ぎ木テープを外す。

メデールなどの自然とボロボロになるテープであれば良いのですが、そのまま残しておくと枝に食い込んでしまうため必ず外します。
②太めの直根は切り戻す。

太めの直根をそのまま残してポットに植えようとすると、ポットからはみ出る場合があります。
なので必ず切り戻します。
※細根の方が重要なので、そちらは大事にします。
③ポットを動かして土をつめる

培養土を入れる時はポットをトントンと上下に動かすことで綺麗に詰められます。
潅水の時に土が沈みますので、なるべく土をつめます。

ちなみ今回使った土は
牛糞堆肥3:赤玉小粒1の割合のものを使いました。
後は土の上に、もみ殻を厚めに入れてあげれば完成です。
もみ殻を厚めにする事で雑草が生えにくくなります。(マルチみたいなものです)
④自動潅水機を変更!
今まで使っていた自動潅水機は1日2回までのタイプでした。
しかし、それだと潅水が不十分みたいなので1日4回までできる潅水設備に変更。
※1日に必要な水分量、潅水の時間の論文を調べてみます。それにより最低回数および水分量にし、経費削減を目指します。
水分のコントロールをする事で、新梢がしっかりと伸びてくれます。


1日4回まで潅水を設定できます。
さらに、ジベレリンペースト塗布する事で伸長促進をさせる事も可能です。
良い苗を作るには、それなりの手間がかかります。
次はJV用の棚を作らないと。。
仕事が追いつかないなぁ。
▼ ここから下は2026年に追記した解説です。上の写真と説明は当時の記録のままです。
不織布ポット(ルートポット)を使う理由
- 根がポットの内側を回らず、細かい根が増える(根の先が空気に触れて止まる)
- 掘り上げ・植え付けが楽で、植え傷みが少ない
- その分乾きやすいので、かん水の回数を増やす必要がある
容量とかん水の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| ポットの容量 | 12〜20L(神奈川県のナシのジョイント苗) |
| かん水 | 夏は1日数回に分ける。自動かん水機の電池切れに注意 |
| 施肥 | 5〜8月に少量ずつ |
用土は、水もちと水はけのバランスを見て選びます。堆肥を多く使う場合は、未熟なものだと根を傷めるので完熟堆肥を使います。
苗を長く伸ばす管理は長い苗にするための栽培ポイントとジベレリンペーストで新梢を伸ばす方法で紹介しています。
参考:神奈川県農業技術センター「ナシのジョイント仕立て」、神奈川県「果樹ジョイント仕立て 成果集」(モモは広島県、スモモは群馬県の事例)、農研機構「ナシ『王秋』のジョイントV字トレリス樹形」。数値は試験条件でのもので、品種・地域・樹勢で変わります。
苗づくりの記事
- 長い苗にするための栽培ポイント
- ジベレリンペーストで新梢を伸ばす
- 苗をルートポットに植え替える(この記事)
- V字ジョイント用の苗(斜立仕立て)
- ジョイント苗の生育状況
- 大苗を作るときの切り詰め長さ
- 苗木の時期に先端を伸ばす方法
