電動剪定ハサミは10万~30万とかなり高価のため買ったあとに後悔したくないので、それぞれのメリット・デメリットを調査しました。購入の際の参考にしてください。
先に結論!マキタとザクリオの比較表
パワーと切断本数を重視するならマキタ、徹底した軽さ重視ならザクリオがオススメ。マキタのバッテリーは他の複数の電動工具にも使えるが、ザクリオのバッテリーは使える種類が少ないのがデメリット。両方とも腱鞘炎対策に◎。
マキタ UP362DPG2
- 定価(税込み):248,380円
- ハサミ本体の重さ:820g
- ハーネスの重さ:3.7kg(バッテリー含む)
- バッテリーの重さ:1400g(700g×2個)
- バッテリーの容量:6.0Ah radio_button_unchecked
- バッテリーのパワー:36V(18V×2個) radio_button_unchecked
- 通常モード切断径:Φ25mm radio_button_unchecked
- 太枝モード切断径:Φ33mm radio_button_unchecked
- フル充電時間:55分(2本同時) radio_button_unchecked
- フル充電時の切断可能数:約84,000本 radio_button_unchecked
- 防じん・防滴「アプト」
ザクリオ PA-SJ301
- 定価(税込み):253,000円
- ハサミ本体の重さ:780g radio_button_unchecked
- ハーネスの重さ:1.25kg(バッテリー含む) radio_button_unchecked
- バッテリーの重さ:900g radio_button_unchecked
- バッテリーの容量:4Ah
- バッテリーのパワー:25.2V(1個)
- 細枝モード切断径:Φ20mm
- 太枝モード切断径:Φ30mm
- フル充電時間:60分
- フル充電時の切断可能数:約12,000回
- 粉塵・降雨 耐環境性能「MAX IEGS(マックスイージス)」
今回気になって比較した項目は以下です。
・電動ハサミの重量:重かったら手が疲れる、四十肩、腰痛にはキツいから軽い方が良い。
・バッテリーの容量:1日作業してバッテリーはもつのか?途中で充電とか面倒。
・バッテリーのパワー:太めの枝もバッサリ切れるのか?ノコギリに持ち変えるの面倒だからなるべく電動ハサミで済ましたい。
・バッテリーの汎用性:他の製品にも、このバッテリーは使えるのか?
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオのハサミの重量の比較
- 820g
- 780g radio_button_unchecked『40gほど軽い!』
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオのハーネス(背負いリュック)の重量の比較
- 3.7kg
- 1.25kg radio_button_unchecked『2.45kgほど軽い!』
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオのバッテリーの比較
- 重さ:1400g(2個×700g)
- 電圧:36V(2個×18V)radio_button_unchecked
- 容量:6Ahradio_button_unchecked
- フル充電までの時間:55分(2個同時)radio_button_unchecked
- 残量ゲージ付き
- 値段:約32,000円(2個×16,000)radio_button_unchecked
- マキタ製電動工具の多数と互換性あり(リンク先)radio_button_unchecked『種類が豊富!』
- 重さ:900gradio_button_unchecked『500gほど軽い!』
- 電圧:25.2V
- 容量:4Ah
- フル充電までの時間:60分
- 残量ゲージ付き
- 値段:約32,000円(1個)
- MAX製電動工具の少数と互換性あり(リンク先)
ザクリオを1日中、剪定に使ってもバッテリー切れは起きませんでした。なので、マキタとザクリオは仕事終わりに充電すれば、翌日は1日中剪定に使えます。
バッテリー互換性一覧表
※2020/12月時点の情報です。
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオの刃の比較
- 通常モード切断径:Φ25mm radio_button_unchecked
- 太枝モード切断径:Φ33mm radio_button_unchecked
- フル充電時の切断可能数:約84,000本 radio_button_unchecked
- 優れたトリガ連動:トリガの動きに合わせて刃物が追従
- A65604替え刃 上刃:定価5,700円
- A65610替え刃 下刃:定価7,000円
- 細枝モード切断径:Φ20mm
- 太枝モード切断径:Φ30mm
- フル充電時の切断可能数:約12,000回
- トリガ連動方式:指の動きと連動して刃が動く
- PA300替え刃 上刃:定価4,620円
- PA300替え刃 下刃:定価6,600円
- ザクリオ独自の「両刃可動」 radio_button_unchecked
たしかにマキタの方が切断可能回数が多いですが、両方とも1日中剪定が可能な回数です。
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオの動画
おすすめの果樹用電動剪定ばさみ マキタとザクリオの解説|まとめ【メリット・デメリット】
マキタ UP362DPG2のメリット・デメリット
- バッテリーの電圧が36Vと高いので、硬い枝や太い枝(Φ33mm)でもザクザク切れる。
- 18Vのバッテリーは他のマキタ製の電動ドリルやブロワーなど(18V用)に使えるので、汎用性が高い。
- バッテリーを2個使うのでハーネスが重く、3.7kgにもなるため長時間の使用は疲れる。
ザクリオ PA-SJ301のメリット・デメリット
- 剪定鋏が780g、ハーネスが1.25kgとかなり軽いので歳を取っていても疲れにくい。
- 25.2Vのバッテリーと両刃が動くシステムなので太い枝も切りやすい。
- バッテリー25.2Vシリーズの他の工具が少ないのでバッテリーの汎用性が悪い。
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