グーグルマップを活用する
恥ずかしながら、こんな機能があるとは知らなかったです。
これで、大まかな植栽距離や反収(10アールあたりの収量)を、より簡単に計算できます。
使ったのはこのアプリです。
※「グーグルマップ 面積」で調べると、面積を調べられるサイトも出てきます。PCの方はそちらがオススメです。
手順
1 、まず面積を調べたい場所を探します。右上にある、ボタンは現在の場所を調べるボタンです。
2 、畑の外周にマーカーをタップして置きます。
3 、あとは、右下の◆ボタンを押すと、マーカーを置いたところが線で結ばれ、面積が表示されます。
このアプリの良いところは、直線距離を測れたり、マーカーを複数置けるので、歪な畑の面積も計れることです。
畑は必ずしも綺麗な正方形ではありませんので、この機能はとても便利です。
縦の距離を調べたい時はマーカーを2つ置くことで直線距離を測れます。
この機能により、直線に何本間隔で植えられるかを簡単に計算できます。
どの程度正確なのかは分かりませんが、
これを活用すれば効率良く植えられるのは確かです。
収量と面積について
多くの果樹は10アールあたりの収穫量が決まっています。
この機能を使って、おおよその収量が判断できます。
収量は品種ごとに異なりますが、
ブドウの大粒系統なら1.2t〜1.3t
梨なら2t〜3t
など
農業では面積あたりの、最大の収量を上げることを1つの目標としています。
ハウス栽培では、二酸化炭素を施用したり温度を管理することで、植物の生育を良い状態に保つことで収量を上げられます。
※オランダのトマト栽培ではトンデモない収量だそうです。
ですが露地栽培では中々難しく、天候に左右されがちのため、この管理が大変困難です。
そのため、「指標となる収量」以上の量を実らせてしまうと、木が弱っていると枯れたり、実らせすぎて味が落ちたりします。
よって指標となる収量にするためには、畑の面積を確認することは大変重要なのです。
1本1本の収量を確認し、最高の味の果物をお届けできるように努力します。
コロコロするだけで距離が測れる優れもの。
メジャーで何度も移動させて測る手間が無くなります。
電子式タイプは雨の日には使えませんが、カウンター式のならいけます。
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