ブドウ、梨の収穫出荷作業で全くみていませんでしたが、久しぶりに確認しました。
フィンガーライムは4月頃に開花していましたが8月に入って再度開花していました。
二季成りの性質を持っているようです。また自家和合性の性質です。
二季成りとは?
前年の秋果の結果枝が翌年春の結果母枝となって夏果を結実し、春から伸長した枝に秋果が結実する性質を言います。
主にラズベリーなどでみられる性質です。
ポイント
昨年の結果枝(今年の結果母枝)に夏果を結実
春(4月頃)に伸びた枝に秋果を結実
最低気温が10℃を超えて、最高が25℃前後を推移しています。
フィンガーライムは6月上旬の時期に再度新梢が出てくるので、
保管した穂木を接ぎ木するならば5月中下旬くらいでもよさそうです。
開花の様子
フィンガーライムの第2開花時期は8月上旬〜のようです。
そして花と葉っぱに気をとられて見落としていましたが、、、
フィンガーライムの果実
フィンガーライムピンクに小さな果実が!!
いつの間に結実したのか分かりません。
また、いま開花している中にも結実しているのがチラホラあるのでフィンガーライムは自家和合性のようです。
そして春に開花、結実した果実は、、
春に開花して結実した果実の現在
フィンガーライム グリーン
フィンガーライム ピンク
長さが6〜7cm
太さが1.5〜2cm
ほどになりました。
ハダニによる害と、マシン油による薬害で何個かやられてしまいましたが、何とか今年は収穫できそうです。
ただ、申し訳ないのですが今年は販売しませんのでご容赦下さい。
栽培で気をつけたいのは、ハダニとアゲハ蝶類です。
雨よけ栽培であればその2点にだけ注意すれば何とか収穫にこぎつけられると思います。
露地で栽培する場合は、防虫ネットで覆った方が良いです。
私はハウスで栽培しているため疫病などの病害の発生は皆無でした。
フィンガーライムは疫病に弱いとの情報がありますので、露地栽培ではそこが心配ですね。
ハウス内は夏の間最高35℃程になりますが、特に悪影響は見られません。
※要観察ですが。
また、夏の時期の潅水は2回/日 で、一回3分ほどです。
まとめ
ポイント
第二開花期は8月上旬~
二季成りの性質をもつ
ハダニ対策は必須
セフティ3 散水タイマー スタンダード (SST-3) セフティ3 自動潅水システム 潅水コンピューター
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いまは自動潅水タイマーはかなり安く購入できるから良いですね。