果樹の病気・害虫図鑑 ブドウの栽培

ブドウの病害虫【べと病の対策】予防と治療法を解説

ブドウのべと病

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青木果樹園
ブドウの病気の【べと病】について解説します。 @KazyuenAoki 

ブドウの病気【べと病】の対策・予防・治療法を解説します。

ブドウのべと病とは?

葉っぱの裏に白いコロニーを形成して、そこからブドウの房などに伝染します。

感染するとブドウの房がミイラのようになってしまう怖い病気です。

べと病の被害の様子

ブドウのべと病

葉の裏

ブドウのべと病

葉の表

ブドウのべと病

果実に発生

ブドウのべと病

果実に発生

べと病の発生について

病原菌は病気にかかった葉などの中で卵胞子と呼ばれる耐久器官をつくり越冬する。

翌年そこの卵胞子が発芽して胞子のうを形成する。

胞子のうから放出された遊走子雨水や水滴を介して葉や花穂、果房に感染して発病する。

そして感染した箇所から分生子が作られて雨や風を介して拡大して二次感染を引き起こす。

発生しやすい条件

  • べと病の発生は天候に左右されることが多い。
  • 開花期から幼果期(6月頃)及び9~10月にかけての低温および連続降雨により多発する。
  • 組織が柔らかい状態のときほど多発する。
  • 発病の適温は20~24℃。
  • 8月の高温乾燥期には病勢は一時的に止まる。
  • 気温が低くなりはじめ、秋雨が続くと副梢の葉などで発病が多くなる。

対策について

  1. 展葉5~6枚期からおよそ10日間隔で予防散布を行う。
  2. 新梢の生育が旺盛な5~6月は10~12日間隔で農薬を散布する。
  3. ボルドー液などの予防散布を徹底する。
  4. 徒長した新梢や新梢や葉っぱが多い部分にも発生しやすいので摘心などの栽培管理が重要。
  5. 発病した花穂や果房、葉などは見つけ次第除去し園外に持ち出すなどして処分する。

耕種的防除

  • 第1次伝染源である落葉の処理。
  • 雨後の乾燥をはかるため、通風採光をよくする。
  • 雨滴による土砂のはね上りを防ぐため敷きわらなどをする。
  • 枝のおそのびや徒長軟弱にならないように肥培管理する。
  • 排水不良園は排水をはかる。
  • ハウス栽培では、地面にプラスチックフィルムを敷くと、ハウス内の過湿を抑え、発病を抑えることができる。

農薬

  • ペンコゼブ
  • ジマンダイセン
  • オーソサイド
  • ドーシャス
  • ICボルドー66D
    など。登録から外れている場合もあるので確認してから散布しましょう。

 

 

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