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フィンガーライムにつくミカンハモグリガ(エカキムシ)の対策【予防方法・散布時期・農薬の種類を解説】

2021年10月11日

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葉っぱに絵が描かれたような被害にあう様子から、エカキムシとも呼ばれています。このエカキムシは「かいよう病」の二次被害を誘発するので厄介な害虫です。ハモグリガの発生時期と防除につかう農薬の解説をします。

 

先に結論!
  1. 6~10月にかけて暖地では8回以上発生するケースもあるので、7月以降に発生する新梢が被害にあいやすい。
  2. アクタラ顆粒水溶剤ディアナWDGなどを使用して7~8月にかけて防除するが、他の薬剤で抵抗性をもつ虫が確認されているのでローテーションに注意する。
詳しい解説は↓へ!@KazyuenAoki
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フィンガーライムにつくミカンハモグリガ(エカキムシ)の被害画像

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葉っぱに絵が描かれたような被害にあう様子から、エカキムシとも呼ばれています。このエカキムシは「かいよう病」の二次被害を誘発するので厄介な害虫です。

 

フィンガーライムにつくミカンハモグリガ(エカキムシ)の発生時期

ミカンハモグリガ(エカキムシ)について
  1. 6~10月にかけて暖地では8回以上発生するケースもあるので、7月以降に発生する新梢が被害にあいやすい。
  2. 新芽表面の卵がふ化して幼虫が葉内に侵入して食害が発生する。被害にあった葉は雨水が入りやすく、かいよう病の発生を助長する。
  3. 合成ピレスロイド剤抵抗性群が確認されているので薬剤の選択に注意する。

 

フィンガーライムにつくミカンハモグリガ(エカキムシ)の農薬一覧・散布時期

 

ミカンハモグリガ(エカキムシ)に使う農薬①

環境保全型防除(7~8月)
  • スピノードエースフロアブル(スピノサイド)
通常防除(7~8月)

※()内は成分

注意事項

回数・濃度は確実に守りましょう。記載してある農薬は2020年のもので、変更になる場合があるので使用前は必ずラベルを確認しましょう。また、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。

 

ミカンハモグリガ(エカキムシ)に使う農薬②(苗木のとき限定)

株元散布(7月上旬)

※夏芽が出る前に株元に散布して土と軽く混ぜた後、しっかり灌水をする。

株元灌注(7月上旬)・樹幹散布(7月)

株元灌注(7月上旬)

樹幹散布(7月)

※夏芽の伸長期間に5~10日ごとに柔らかい葉に散布する。

※()内は成分

注意事項

回数・濃度は確実に守りましょう。記載してある農薬は2020年のもので、変更になる場合があるので使用前は必ずラベルを確認しましょう。また、地域の防除暦や病害虫防除所等の指導に従ってください。

 

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