摘蕾について、主枝上には果実をならしてはいけません。
その理由について図で説明していきます。
主枝上は摘果する理由
主枝からは側枝(結果枝)が出ます。その側枝に果実をならせるのが基本です。
主枝上に果実をならせてしまうと、そこの芽が伸びずに短果枝になってしまいます。
そうすると、、
将来の収量が減る!
特に若木の時期にならせてしまうと枝が伸びず生育が遅くなります。
実らせてしまうと枝を伸ばす養分が果実にいってしまい短果枝になってしまい、良い枝が伸びなくなります。
収穫量を少しでも上げたい気持ちは分かりますが、
来年、再来年とコンスタントに収穫量を上昇させるには全て摘果するのが吉です。
必ず主枝(亜主枝)上の短果枝や果実、花はとってしまいましょう。
ちなみに主枝と側枝の違いは下記の図に記載しています。
主枝と側枝の見分け方
茶色の部分が主枝、黄色い部分が結果枝(側枝)です。
二本主枝仕立ては文字通り二本の主枝のみなので実らせて良い枝は分かりやすいです。
三本、四本主枝になると、亜主枝が出てくるので注意が必要です。
こちらの本は品種別に記載があるので分かりやすくてお勧めです。
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