フィンガーライムは無加温ハウス内でポット栽培をしています。
時期によって潅水・灌水時間や回数を変えないと
- 根腐れ
- 高湿度による疫病の発生
- 過湿によるナメクジの発生による葉の食害
- 乾燥による葉っぱの萎れ
などが発生するので注意しましょう。
またフィンガーライムのポット栽培で使っている自動散水装置と周辺パーツも紹介します。
先に結論!
- 11月~2月は2~3日ごとに1回/日潅水
- 3月~6月は毎日1回潅水
- 7月~10月は毎日2~3回潅水
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フィンガーライムの栽培·育て方を解説【原産国と日本の環境を比較して分かったこと】
季節ごとのフィンガーライムの潅水・灌水回数
梅雨の時期に灌水回数が多いと過湿になりナメクジが発生して、フィンガーライムの葉っぱを食害しますので回数を調整しましょう。
秋~冬【11月~2月】の潅水・灌水回数・時間
- 頻度:2~3日ごと
- 1日の潅水回数:1回
- 1回の潅水時間:3分
- 時間帯:10:00
※早朝は水道管の凍結が心配なので少し遅い時間帯にしています
春~初夏【3月~6月】の潅水・灌水回数・時間
- 頻度:毎日
- 1日の潅水回数:1回
- 1回の潅水時間:5分
- 時間帯:8:00
夏~秋の初め頃【7月~10月】の潅水・灌水回数・時間
- 頻度:毎日
- 1日の潅水回数:2~3回
- 1回の潅水時間:5分
- 時間帯:8:00、11:00、16:00
にしています。
夏場は葉の様子を見ながら潅水回数を2~3回に変えています。
あまりに酷暑で萎れがでるなら3回で通常時は2回など。
使用している自動散水装置・散水パーツ
ポット栽培にかかせない道具ばかりなのでおススメです。
セフティー3 自動水やり器 電池式 タイマー スタンド付 1日4回まで対応 芝生・鉢植え・畑用 SAW-2
1日4回まで潅水可能のため細かく潅水時間を設定できるので重宝しています。
今すぐ水やりボタンを押せば30分間潅水した後、自動停止になるので鉢替えなどしたときに潅水する必要があるときに便利です。
また、単3電池を使っているので電池持ちが良く、電池交換は1年に2〜3回ですみます。
ゴミ詰まり防止に使っている【スクリーンフィルター】
潅水には井戸水をつかっているので細かい粒子によってゴミ詰まりが心配です。
なのでスクリーンフィルターといったゴミ詰まり防止のフィルターをかませています。
カクダイ ストレーナー 120メッシュ
カクダイのストレーナーはホースに繋ぎやすいので取り付けは楽です。
定期的にメッシュを取り外して掃除をします。
気温・湿度の変化を確認して潅水・灌水回数を変更する
気温・湿度測定のネタトモを使って計測しています。
徐々に気温が上がってきているのが見て取れます。これを元にしてハウスの開け閉めや、潅水回数の変更を検討しています。
下の画像がハウス内の温度と湿度の変化です。
※電池切れで計測が途中からになってしまっています。
まとめ
チェックリスト
- 11月~2月は2~3日ごとに1回潅水
- 3月~6月は毎日1回潅水
- 7月~10月は毎日2~3回潅水
- 温度・湿度計測器を使って潅水回数を変更している
- 自動潅水機にはゴミ取りパーツを取り付けると良い
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