

一年枝(いちねんし)は今年の夏に伸びた枝。≒新梢 。
一年枝で果実を実らせる花芽を持つ枝を長果枝と呼ぶ。葉芽が多い一年枝は予備枝にする事が多い。


梨の二年枝(にねんし)は昨年の夏に伸びた枝。≒ 短果枝をつける枝。
二年枝以降の枝は短果枝を持つ。長果枝に比べて充実した花芽を持つことが多く、良い果実になりやすい。
葉芽が多い場合でも予備枝には使わない。
▼ ここから下は2026年に追記した解説です。上の写真と説明は当時の記事のままにしています。
図解:一年枝・二年枝・三年枝

見分け表
| 見るところ | 一年枝 | 二年枝 |
|---|---|---|
| いつ伸びた枝か | 今年の春〜夏 | 昨年の春〜夏 |
| 樹皮の色 | つやがあり明るい | くすんで少し灰色がかる |
| 主な芽 | 葉芽と腋花芽(えきかが) | 短果枝(花芽のかたまり) |
| 剪定での使い道 | 長果枝・予備枝・待ち枝 | 短果枝で果実をならせる |
見分けるコツ(4ステップ)
- 枝の先端から付け根に向かって見ていく
- 芽の間隔が詰まった輪じわや前年の切り口を探す(ここが年の境目)
- 境目の前後で色・太さを比べる
- 短果枝があれば二年枝以降と判断する
なぜ見分ける必要があるの?
一年枝と二年枝では、剪定での使い道がまったく違うからです。一年枝は長果枝・予備枝に、二年枝以降は短果枝で実をならせる枝になります。また、側枝が何年目かを数えて、古くなった側枝を若い枝に替える(更新する)ときの判断にも使います。詳しくは枝の年数の数え方で解説しています。
参考:福井県「なし栽培マニュアル」、熊本県・佐賀県の果樹技術資料(数値は品種・地域・樹勢で変わります)
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