徒長枝(とちょうし)の画像


徒長枝(とちょうし)とは?
梨の徒長枝(とちょうし)とは枝の樹勢が強かったため長大になった1年枝のこと。
長く太い1年枝かつ、葉芽ばかりの枝。葉芽ばかりのため結果枝としては使えないので、長い予備枝(待ち枝)として使用する。
直上枝も長大になりやすいので徒長枝に含まれることが多い。
▼ ここから下は2026年に追記した解説です。上の写真と説明は当時の記事のままにしています。
図解:徒長枝は夏のうちに減らす

徒長枝が出る主な原因
- 冬に強く切り返した・太い枝を切った(切り口の近くから出やすい)
- 樹勢が強い若木、窒素肥料が多い
- 主枝の背中(上側)の芽が残っている
夏の対策(上の図のカレンダー)
- 芽かき:春〜初夏、主枝の背中から出る新梢は、やわらかいうちにかき取ります。側枝の更新に使いたい位置のものだけ、間隔をあけて残します。
- 捻枝(ねんし):残した新梢は、枝が固まる前にねじって寝かせ、勢いを弱めます。
- 誘引:50cm以上に伸びた新梢は、梅雨の合間に棚面へ下げます。
冬の扱い
更新に使える位置にあれば待ち枝として寝かせて使い、それ以外は付け根から切ります。途中で切ると、翌年またそこから強い枝が出ます。
よくある質問
Q. 徒長枝は全部切っていい?
A. 冬に全部切ると、翌年さらに強い枝が出やすくなります。夏のうちに数を減らし、残すものは寝かせて勢いを分散させるのが基本です。
参考:福井県「なし栽培マニュアル」、熊本県・佐賀県の果樹技術資料(数値は品種・地域・樹勢で変わります)
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